「SPY×FAMILY」の第16話のあらすじと感想
最近ヨルの帰りが遅いことを気にかけるロイド。
遅く帰って来たヨルに対し、いっしょに晩御飯を食べようと言うロイド。
だがそれを断り「2人だけで食べて下さい」と言って自室に入るヨル。
その時ボンドが泣いているヨルの姿を予知し、それを受信するアーニャ。
退勤時間になり、暗い面持ちで退所するヨル。
街の店から買い物袋を持って出て来るヨル。夜の街をどこかに向かって歩き始めるヨル。
とある家の前で立ち止まるヨル。買い物袋から赤い汁を滴り落としながら・・・・・
その家のドアが開き中から職場の後輩のカミラが現れる。
カミラは言う「今晩もやるの?」
それに応えるヨル。
買い物袋の中のトマトが潰れている事を指摘されるヨル。
話は3日前にさかのぼる・・・・・・・・・
先日、自分が作った朝食を食べたせいでロイドが一日中お腹を壊していたと思い込んだヨル。
それを悔やみ、職場の誰かに料理を教えてくれないかと相談する。
その結果、後輩のカミラが料理上手だとわかる。
しぶしぶ引き受けたカミラの家で料理教室を行っていたのだった・・・・・・・・
その夜は味見役(毒見役)としてヨルの弟のユーリも来ていた。
そしてその夜も料理教室が始まる。
だがヨルの料理下手に匙を投げるカミラ。
だが必死に頼み込むヨルに感化され思い直すカミラ。
そして出来上がる不気味な見た目のミネストローネ・・・・・・
味見役としてユーリが試食する。
だが吐きながら美味しいと食べるユーリの反応に困惑するカミラ達。
けっきょく自分達も試食してみる2人・・・・・
その結果ゲロマズだと分かる2人。
もっと簡単な料理でも結果は同じだった。
カミラは参考までに、ヨルの親が作った中で美味しかった料理を聞く。
その結果、南部シチューだと推察されたので、それを作り始めるヨルとカミラ。
何だかんだで、そのシチューを再現する事に成功するヨル達。
そしてカミラ家をお暇し、フォージャー家に帰って来るヨル。
出迎えるロイド達、だがヨルが晩御飯を作ると聞いて絶句する2人。
不安がる2人を他所に料理を始めるヨル。
それが南部シチューだと知るロイド。
また今まで帰りが遅かった理由も知り納得するロイド。
出来上がった料理を意を決して食べるロイドとアーニャ。
2人の感想は「おいしい」だった。
そんな二人の様子を見て、涙するヨル。
喜ぶ二人にオリジナル料理を出すヨル、それを食べる2人。
結果、倒れる2人・・・・・
話は変わり、路地裏に呼び出されるロイド。
呼び出し人は情報屋のフランキーだった。
要件は好きな女にどうアプローチすればいいのか教えてくれというものだった。
交換条件でそれに付き合うロイド。
フランキーはストーカーのごとく彼女の情報を調べ上げていた。それに引くロイド・・・・・
彼女の情報を元に作戦を立案するロイド。
だがフランキーはそんな作戦は覚えられないと言い、けっきょく会話の練習をする事に落ち着く。
日が暮れるまでロイド相手に会話の練習を積み、明日彼女にアプローチすると言うフランキー。
それを不安げに見送るロイド。
彼女の勤める店に現れるフランキー、
だが本人を前にすると、シドロモドロになってしまうフランキーなのでした。
アスレチック屋さんに行くフォージャー家と出くわすフランキー。
アプローチの結果をロイド達に話すフランキー。
だが話の内容と結果が違う事に気づくロイドとアーニャ。
酒場で振られた腹いせに飲んだくれるフランキーの元に現れるロイド。
慰めるロイド、そしてヤケ酒に付き合うロイドなのでした。
ヨルがロイドとアーニャの為に苦手な料理を克服しようとする姿が健気に感じられた。
後輩のカミラが、今までは嫌味で性格の悪い女子という感じでしかなかったのに、
今回のお話で、健気でかわいい一面もある事が描かれていたのが新鮮だった。
情報屋のフランキーが好きな女子の身辺調査をしているのはキモかったが、
喫茶店でロイド相手に会話の練習をする場面は
ロイドが彼女に変装までしている点が面白かった。
あと久しぶりにユーリが登場した場面も、彼の振る舞いが面白くてよかった。