「SPY×FAMILY」の第25話のあらすじと感想
半期に一度のイーデン校懇親会が開かれていた。
そこに遠くの建物から密かに覗き見るロイドがいた。
彼はそこに潜入するために様々な思考を巡らせながら、
本番の為の下見と仕込みに勤しむのであった。
場面は移り、
懇親会の為に半日で授業が終わったアーニャ達、そしてダミアン。
ダミアンは兄を通して父に裏庭で会う事を打診していたのであった。
デズモンドとダミアンが会う事を知ったアーニャは、
デズモンドと会ってロイドを売り込むためにダミアンをストーキングするのだが、
それを見破られて逆にダミアンの反感を買うのだった。
懇親会会場近くまで行くダミアンだったが、
ビビッてダミアン父と会う事を諦めようとする。
だがそこに現れたアーニャに何だかんだで説得され、思い直すのだった。
裏庭で待っているダミアンを見張っているアーニャだったが、
すぐに待ち疲れて眠ってしまい、共にいたベッキーに連れられて下校して行くのであった。
入れ違いのようにデズモンドの監視につくロイド。
そして裏庭に現れるデズモンド。
アーニャのキーホルダーをキッカケにしてダミアンにすでに近づいていたロイド。
娘の非礼を詫びる口実で、
ついに接触を果たすロイド・フォージャー。
様として知れないデズモンドの人物像を探り出すために、
娘の非礼を糸口に会話を始めるロイド。
その会話の中でデズモンドの内心に触れるロイド。
さらにデズモンドとの会話を進める中で、
アーニャとの接し方や教育方針などを題材に話を展開し、
互いの親交を深めようとするロイド。
一定の成果を得たと判断し、会話を切り上げその場を離れるロイド。
そしてロイドから図らずも勇気を貰ったダミアンは
父との会話を有意義なモノにする事に成功するのだった。
そして夜になり家に帰宅するロイドを
眠ったまま帰宅していたアーニャが寝言で出向かえるのであった・・・・・・・
ダミアンの父への打診とアーニャの図らずも築いてきたダミアンとの関係をキッカケにして、
ついにデズモンドと接触する事に成功してからの、
静かなる作画のクオリティと何気ない会話から展開する互いの思惑や信念などを感じさせる
2人の談話が刺激的で面白かった。
アーニャの可愛さもあったけど、
今回はダミアンの内心の変化や勇気などが興味深かった。
ヨルさんが最後に添え物のように出てきただけだったのが残念だったが、
それは2期と劇場版に期待したい。